ロースプレッド口座はプロフェッショナル口座の1つになります。この口座は上級者向けの口座であり、その名の通りスプレッドが狭いことが最大の特徴です。その点もあり、スキャルピングを主体に活動しているトレーダーにはとてもお勧めできる口座タイプです。
ロースプレッド口座
ロースプレッド口座はその名の通り、狭いスプレッドで取引ができる口座です。ロースプレッド口座はスプレッドが狭く設定されているだけではなく、1日を通して安定しているのがメリットです。他のFX会社ではスプレッドがゼロに近い通貨ペアもありますが、ロースプレッド口座は安定していますので、トレーダー側からすると大きなメリットです。口座開設は下記から可能です。
初回最低入金額 | 1000ドル~ |
最大レバレッジ | 無制限レバレッジ |
取引手数料 | Max $3.50 |
主要通貨ペアの平均スプレッド | USD/JPY:0 pips EUR/USD:0 pips GBP/USD:0.1 pips |
マージンコール | 30% |
注文約定 | 成行約定 |
取扱銘柄数 | FX(外国為替):75 貴金属:10 仮想通貨:34 エネルギー:2 株式:98 インデックス:10 合計:227 |
対応する取引プラットフォーム | MT4・MT5ウェブターミナル・取引アプリ |
口座タイプの特徴は以下が挙げられます。この口座タイプは取引コストがかかるのがネックですが、スプレッドは0に固定されています。自動売買(EA)ツールも可能となっています。パーソナルエリアで複数の異なる口座追加作成が可能です。キャンペーンやボーナスはありません。USDJPY、GBPUSD、EURUSDなどのメジャー通貨が取引できます。
金融商品の取り扱い
ロースプレッド口座では実際金融商品の扱いは豊富で幅広いため、メジャー通貨ペア(米ドル、ユーロ、ポンド、日本円)やマイナー通貨ペアがトレード可能。また、日を跨ぐとスワップポイントが発生します。AUDやCAD、NZD、CHFなどスイングトレード向けの通貨も取引可能。もちろん株価指数、仮想通貨(ビットコイン)やゴールド、CFDなども利用可能。
ロスカットレベル
通常すべての口座タイプはロスカット制限がなく、ロスカット水準レベルは0となっており、証拠金維持率ゼロまで全額欠損まで損失を耐えることができます。マージンコールが発生したら、追加資金を入れるかどうするか考えたほうがいいでしょう。
最小ロットと最大ロット
最小ロットは0.01になっており、少額取引から始められます。最大ロットは200です。新規エントリーをする際はスプレッドが狭いので有利に戦えます。心配ならマーケットのあらゆる状況を想定してトレードしたほうがいいでしょう。
スプレッドが狭い
ロースプレッド口座の最大の売りは他と比べてスプレッドが狭いと言うことです。それだけではありません。1日を通してスプレッドの狭い状態が安定しており、とても取引がしやすいと言うメリットがあります。
手数料がかかる
ロースプレッド口座は取引をするごとに必要手数料が高くかかるのが特徴です。この点はリスクにもなります。注意として手数料は1ロットあたり注文を入れた時と決済をした時に、片道3.5ドルかかります。リクオート(約定拒否)などは起こりません。
スキャルピング向け口座
この口座タイプはスプレッドが狭いのが特徴ですから、スキャルピングを主体にするトレーダーに適切でしょう。取引をする際に手数料がかかりますが、スプレッドがほぼゼロなのでスキャルピングに向いているでしょう。レバレッジも抑えることが可能で、変更できます。中級以降の経験向けの口座タイプになります。

ロースプレッド口座のメリット
ロースプレッド口座は、業界最低水準の0.0〜0.01pipsからの低い変動制スプレッドが使い放題になるという大きな利点があります。最大無制限レバレッジも使用可能です。簡単設定の成行約定方式で、MT4とMT5やアプリ等を含む、全取引プラットフォームに対応しています。開設条件は、初回最低入金額1000ドルからになりますが、用途別に100口座まで同時保有が可能です。口座維持費は無料で、ゼロカット対応で追証なしです。
ロースプレッド口座のデメリット
デメリットは、プロ口座だけに特有の即時約定方式は使用できないことです。稀にスリッページが起きる可能性があり、デメリットが全くないわけではありません。またこの口座は他の口座タイプに比べると、取扱銘柄数が少なくなっています。ロースプレッド口座には227銘柄がありますが、スタンダード口座とプロ口座には、それぞれ252銘柄と254銘柄があります。
スキャルピングトレードにおすすめ
ロースプレッド口座と言うのはその名の通りで、スキャルピングトレードにおすすめ。スプレッドが極端に狭いため、超短時間でトレードをしたい方にはかなり向いているトレード口座になります。
ゼロ口座との違い
とてもスプレッドが狭い口座タイプの一つとしてゼロ口座もあります。ゼロ口座とロースプレッド口座の違いは2つあります。1つは取り扱い銘柄の数になります。ロースプレッド口座の場合は227銘柄、ゼロ口座の場合は226銘柄になります。また、取引手数料と言う意味では、ロースプレッド口座の方が取引コストが安くなります。スプレッドは非常に狭くなっていますが、為替変動や流動性などの影響により、スプレッドが変動します。
短期トレーダ―
この口座タイプは短期トレードに特化しています。スキャルピングやショートトレードにかなり特化していますので、同じタイプのトレーダーにおすすめです。その一方でロングで戦う場合はそれほどこの口座タイプは優位性がありません。その場合はスタンダード口座を選んでもいいと思います。戦い方によってかなり好みがわかれる口座タイプと言ってもいいでしょう。
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